自分を救う

2003年10月28日
今日は家庭の事情で会社を休んだ。
弟にあることが起こっているのだ。
わが身に起こることは全てなにか意味をもっていると思っている。
今回起きたことは、我が家にとって「(自分もそうだが)人をあるがままにうけいれる」ことを教えてくれた。傍目には我が家に悪いことが起こったと見えるだろう。確かにそうだ。
しかし人の成長において、何かが起こった時は成長する時なのだとおもう。ただ自分は不幸だと嘆いているだけだと、マイナスのエネルギーや思考パターンが染み付いてしまう。人の、出来事の、短所ばかりをみているとそればかり、成長してしまうそうだ。でも、長所ばかりをみているとその長所が成長し、かつ短所も改善されていくという。
我が家は弟の短所ばかりを見て、私たちの考えを押し付けていた。なぜなら、世間体そして、私たちが生きている世界しかしらないから。弟の考え方とか生きている世界は無視していたのだ。価値観の押し付けだ。それに家族全員気付かなかったのだ。それを今回の件で全員気付いた。ありのままの弟を受け入れ、そしてそれに犠牲になるのではなく、個々に自分の人生を生きる。
一番変わったのは母だとおもう。弟にあった時間は10分少々だったが、母の発した言葉はとても愛情があり、今後の弟の人生にとってシンプルだが真実のメッセージだった。私も姉もいうことはなにもなかった。全て母が伝えたので。母は偉大だ。人間として真実を知っているのに、ぎりぎりまでそれ以外子供にしてあげれることをしている。真実は一瞬でいいのだろう。私と姉は真実を伝えればそれでいいと思っている。それ以上の「世話やき」みたいなのは必要ないと思っている。それに不便することを考えていなかった。
親はすごい。

弟にあった時は、違う人間のような、でも血のつながっている弟で。いつもと変わらない弟で。30年以上一緒に暮らした弟で。一緒に遊んだ弟で。幼い頃とても可愛かった弟で。やっぱり家族だ。

母と姉と電車に乗っている時、H氏と会うかどうかは未定だった。
私は合うとしたら、弟のことそして、私が前回いえなかったことを話そうと思っていた。
H氏からメールがきて、今日は合わないことになった。
疲れて少し眠った。
目覚めた時、ふと「H氏と別れる」というすっきりした考えが浮かんだ。それにあせりもしない私がいた。いつもだったらそんな時、私の中で別れる場面のイメージをするのだが今回はなにも起こらなかった。悲しいという感情も起こらなかった。ただ変な思考になっていることに気付き、フラワーエッセンスを飲んだ。

上野でこの間電車の中に忘れた傘がないかセンターに行った。やっぱりなかった。
新玉線の方に届いているかもしれないと駅員さんに言われたが多分いかないな。
帰りにAfternoon Tea で新しい傘をかった。1900円ととても安いが軽いしかわいいし気に入ったわ。帰りに2-3分しか使わなかったが、使えてよかった♪

上野で本屋さんにもよった。今日探していた「魂の療法」をみつけた。即購入。
そのとなりに宗教(神道、法華経など)の漫画で説明している本があった。よみたいなぁー。多分読んでもおばかな私は忘れてしまうだろうけどさ。神道をちょっとだけ立ち読みした。
そしてその側に「水は答えをしっている」シリーズがあった。最初の本はともから借りて、そのまま私の部屋にある。その次に発行された本があった。写真集もあったが、?に興味が惹かれたので買ってしまった。
「夫婦愛」という言葉を見せたり聞かせたりした水の結晶は大きな結晶と重なり合って少し小さいけど形の同じ結晶があった。まるで「夫婦は重なり合って、寄りかかりあって生きるのだよ」と水が言っているようだった。それに惹かれたのだ。
帰りの電車で、1/3くらい読んだ。駅から家に歩いてくる間、もしかしたら、本を買った後?いや、H氏とわかれるというイメージが浮かんだ後、なにか自分の思考回路がおかしいと思ってからずっとだろうか記憶にないのでわからないが、なぜ今日この思考回路になったのだろうと考えていた。
生理前だからだろうと思っていたが、本を読んで、思いめぐらせ、歩き、気付いた。

私はなにか新しいことが始まろうとするとそれが恋愛だと起こりやすいのだが(なぜなら幸福だから)、自分を否定し卑下し、その幸福ゾーンから自分を解離させる思考がおこる。

* きれいじゃないから。
* 家がお金持ちじゃないから。
* スタイルがよくないから。
* 自慢の彼女になれないから。
* 結果、幸福になる価値のない人だから。

第三者的に自分をみた。
なぜ、そういったマイナスパターンになるのだろう。
すべて、私の内面にかかわることではないじゃないか。

昔の彼氏(1&2)、家族の態度、マスメディアから影響され私の思考となった考え、世間体 がそれを形つくったのだと思った。
それに自分を応じさせようと頑張っていた。
それができなくて苛立っていた。

長い間、お金も、体力も、知力も、全てのエネルギーを使った。

しかしそれは私の希望するようにはならなかった。
全く、正反対のことが起こった。

強く望めば、強く反対のことが起こった。
そしていろいろな力が私からそがれていった。

私が想像もしない方法で、私が望んでいたことがと起こった。
そして、一番望んでいるものがわかった。

人はこうして学んでいくのだろう。
そして幸福とはなにかに気付いていくのだろう。

私は幸福とはなにかを知るスタート地点に立っているかいないかだ。

弟とH氏に感謝します。

だって、弟の件が発覚したころにH氏とメールをはじめ、弟の件で私が行動を起した時にH氏と初めて電話で話し、弟と会った今日、H氏を通じて、自分の恋愛のマイナスパターンをしった。
今までの集大成のように事が起こっている。

H氏と出会ってから、自分がどんどん解放されてきて、自分の内面がみやすくなって、とてもこころが軽くなって、気持ちを素直に表現できるようになっている。

歴代の彼氏とも、出会うべくして出会ったと思う。
そしてH氏とも出会うべくして出会ったと思う。
これから、H氏と私がどうなるか未来は誰もわからない。
でも、確実に、H氏は私の半身のように思えるし、Hさんの中に私が見える。
私の心を写しだしている人なら、私が電車の中で切り捨てようとしたのは、紛れもない自分をだったのかもしれない。
それを今日は救った。
きっかけは、本だった。
その本を最初の教えてくれたのは、大学の親友ともだ。
明日、久し振りに食事をする。
H氏のことを報告すると一番に喜んでくれるだろう。
私の全てをありのままにうけとめてくれている唯一の友人だ。

そして、私をありのままに受け止めてくれる友達は他にも沢山いるかもしれない。
自分から行動を起していってもいいかな。

書きながら、心の整理ができた。
書きながら、いろいろ気付いた。
そしたら、涙が出た。

私は本当に一人じゃないんだ。

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