還暦祝いの結末

2003年6月15日
結局、今日の還暦祝いは延期にした。
でもあとで後悔。
サプライズだったので母は私と姉と3人ででかけるとおもっており、心の中で張り切って仕事からもどってきたのであった。私たちは思い思いのことをしており、出かける用意をしてなかった。朝、母が疲れているからゆっくりしたいなーといっていたのを受けて、今日はキャンセルしたのだが、どうやら本当は出かけることを楽しみにしていたらしい。私たちからキャンセルするのは初めてだからこういう母の反応も初めてだった。

姉と後悔した。H叔母さんの横槍で予定を変えないほうがよかったのだ。私たち家族は今日のイベントに向けて気持ちを高めて(?)きたのだ。それを横槍で私と姉はふてくされてしまい、今日のイベントを止めてしまった。でも母はそんなことわからないもんね。

気を取り直して、こだわりのある珈琲工房かとう( http://coffee.ka.to/ )へ行った。家からとても近いのだが、お店に入ったのは初めてだった。ここは、珈琲のソフトクリームが美味しいの♪
もちろん3人でいったのもはじめて。
最初は誰も話をしなかった(カウンターだったものあって)が、今日の夕食を外でたべようとか、この珈琲はさっぱりしていて美味しいとか、アジサイ寺にいこうとか、他愛もなことを話した。
結構、これって幸せなことだなー。しみじみ。

夕食は近くのイタリアンに行った。始めて行ったお店だけどなかなかよかった。


今日は父の日。

隣のテーブルで、初老の夫婦が息子夫婦に父の日のお祝いをしてもらっていた。私たちは全然気づかなかったけど、母はそれをみて私たちが可愛そうになったそうだ。

「貴方達が会いたかったら(父親に合ってもいいのよ」

両親は私が10代の多感な時期に離婚した。
母は父を憎んでいた。
そして、父はなぜ別れることになったか理解してなかった。

別れてから15年。
やっと母の口から、父に対して許す言葉がでた。
となりのテーブルをみて、ついつい出た言葉かもしれないが、確かに母の言葉だった。。

子供として、両親の離婚はなかなかきついものがあった。
当時の私たち子供は、母親としか話をしてないので、母親の意見がすべてだった。
父親が悪いと思っていた。

でも、20歳になったころにわかった。
結局は二人の問題なのだ。
どっちも悪いとこがあったのだ。
母は自分の悪いところに気づいていない。
でも、父に対して許す気持ちが沸いてきただけでもいいと思う。

近いうちに合ってこよう。

今日はとてもいい日であった。


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